BUSINESS

外航事業

高圧ガスの海上輸送を通して、アジアの経済発展に貢献。
私たちの高圧ガス輸送の歴史は30年以上。プラスチックの元となる石油化学ガスをメインとして、海外および海外に拠点を持つ日本の石油・石油化学系企業さまのアジア圏での海上輸送を担っています。石油化学ガスは液化し、タンカー船で、例えばシンガポールから中国へ。運ばれたガスは、自動車のバンパーやタイヤのゴム、食品用タッパー、マスク原料の一部などに。私たちの仕事の向こう側には、産業やビジネス、そして人々の暮らしが広がっています。
船舶とその管理のクオリティで、信頼できるサービスを。
輸送エリアの港や国には、船齢が浅い(15歳くらいまでの)船でないと入港できないところがあります。日本ガスラインでは、船齢が浅く、船舶管理が行き届いている船を一定数以上保持し輸送を行なっています。また、運航する船舶数のバランスや運航スケジュールを細かく管理し、常に信頼できるサービスを目指しています。
海外ニーズにスピーディに対応、マーケットの拡大へ。
日本ガスラインの強みの一つに、社内の意思決定の速さがあります。スピードの速い海外ビジネスやお客さまニーズにおいて、スムーズに対応できる理由はここにあります。アジアでの高圧ガス海上輸送は右肩上がりのマーケット。これからもスピード力、そして情報力でお客さまに最適なソリューションを提供していきます。

バイオマス発電燃料の海上輸送で、脱炭素社会へ。
近年、注目を集めるバイオマス発電。その燃料となるパームヤシのヤシ殻、ウッドチップ、ウッドペレット等を東南アジア各国から日本へ海上輸送しています。これは、日本からインドネシアやタイ、マレーシアへ鉄製品などを輸出した後の、日本への復路を活用した効率的でエコな輸送です。日本ガスラインは、貨物船や荷役の知識と経験を活かしたビジネスで、社会と未来にやさしいサービス・価値を提供しつづけたいと考えています。
貨物輸送で新しい海を切り拓く。
バイオマス発電燃料の輸送から始まった貨物輸送は、私たちの新しい業務フィールドです。現在は東南アジアから日本への輸送がメインですが、今後は北米などに輸送エリアを広げていきたいと考えています。そのために取引先の開拓はもちろん、船舶サイズの拡大など、バイオマスという新エネルギーの拡大を支えるべく挑戦していきます。
少数精鋭でフットワークよく対応し、高い満足度を目指す。
海上輸送は、運航スケジュールや納期が天候の影響を受けやすいため、臨機応変な対応が求められます。このような中では、担当者一人ひとりの船舶知識・経験、貨物の積み込みや荷下ろしのメソッドなどがモノを言います。どんなときもお客さまの満足度を維持するために、一人ひとりが自ら考え、フットワークよく実行していきます。